ネットワークビジネスを行う際、日常生活では必要のない法律をなぜ守る必要があるのでしょうか?
自動車を運転する際に、法律を守って運転するように、このビジネスでも法律のもとで行動することが求められます。
会社であれば、事業主が関連する法律を把握して法令順守するのは当然のことです。
ネットワークビジネスの参入者は、自らが事業主になったという自覚を持たなければなりません。
ネットワークビジネスでも会社と同様に、法令を遵守しマナーを守っていく必要があります。
目次
ネットワークビジネスでの法令、特商法、薬事法
ネットワークビジネスに関する法令は、主に「特定商取引法」(通称「特商法」)の「連鎖販売取引」です。
主に
・連鎖販売取引における氏名等の明示
・禁止行為として
不実の告知
重要事項の不告知
があります
また、サプリメントでは「薬事法」も関係してきます。
法令順守は当然ですが、お勧めするときは、相手の気持ちや意向を尊重することを、何よりも大切に心がけましょう。
お誘いするときに守るべきこと
セミナーに誘うときは
・あなたの氏名
・ネットワークビジネスの会社名
・あなたがネットワークビジネス会社の会員であること
・製品やビジネスの話をしたいこと
を事前に告げ承諾を得る必要があります。
例えば、お茶飲まない。いい話があると言って呼び出して、ビジネスの話をしてはいけないのです。
製品説明で守るべきこと
製品説明では
会社が用意している製品カタログなどを利用して
・サプリメントと薬の違い
・製品の特長や成分について
正しい説明をしましょう。
病気が治る、症状が改善するなど製品を薬であるかのような説明や、体験談を話して製品を進めることはできません。
ビジネスを説明するときに守るべきこと
ビジネスの説明をするときは
会社の資料をもとに、ボーナスの取得条件などを、正しく過不足なく説明しましょう。
例えばボーナスは、勧誘やグループをフォローして、製品の愛用者を増やすことで
得られることなどを説明してください
ビジネスについて、断定的な言い方や、誤ったことを言って勧めることはできません
例えば、
・すぐに収入になる
・ずっと収入が得られる
・絶対成功する。
・必ず成功する
などは誤った説明です。
登録手続きの際に大切なこと
最新の「概要書面」を必ず渡して
重要事項などを説明し、内容を理解してもらいましょう。
重要事項とは
・会員登録に必要な費用
・クーリングオフについて
・解約のルール
など
概要書面が重要な書面であることを、認識してもらうことが必要です。
概要書面を渡さず、登録手続きを進めて、後日渡しても、渡していなかったことの埋め合わせにはなりません。
お誘いする際に最も重要なこと
・相手の都合を尊重
・無理を強いない
など心がけましょう。
相手に判断をゆだねて
場合によっては、検討をする十分な時間をとってもらいましょう。
・今日登録したほうが得
・迷うならやったほうが良い
など、相手の意思を尊重しない、強引な勧誘はよくありません。
まとめ
ネットワークビジネス参入者の中には、法令違反と分かっていても、守らない人がいます。
「ネットワークビジネスのセミナーだよ」と説明したらすぐに断られると思っているため、 何とかしてセミナーへ連れて行こうとするのでしょう。
実際にセミナーを聞いたらやる気をだす人がいるのも事実です。
しかし、やっちゃダメなんです。
また、法令事態を理解していない人がいるのも事実です。
そのために、参加しているネットワークビジネスの会社が、業務停止処分を受けることがあります。
自分自身が事業主になったという、自覚と責任をもって、必要な法令をしっかり把握しましょう。
そして、法令を遵守し、マナーを守って行動しましょう
ネットワークビジネスは、皆が、法令を遵守しマナーを守れば、すばらしいビジネスです。